こんにちは、とりりんです。
今日は現代人に投資(ここでは株式投資を指します。他にも良い投資は沢山あります)を推奨する理由(前編)について話していきます!
特にこのような方は読んでいただきたいです!
- 投資に興味がある方
- 投資ってなんだか怖いと思っている方
- 貯金をずっとし続けている方
- 投資をしていても、明確な理由を持ってない方
最後までご覧いただけると嬉しいです!
日本人は日本円だけを持っておけば良いのか?
世界の通貨と為替
本ブログをご覧頂いている殆どの方は、日本に住んでおり、日本円で生活をしていると思います。
しかし、世界に視野を広げると、アメリカのドルやEUのユーロなど、あらゆる通貨が存在しています。
海外の通貨が欲しい場合、常に変動している為替相場に従って、その通貨に対して何円払えば良いかが決まります。
日本に住んでいるから為替なんて関係ないと思うかもしれませんが、世界経済の観点からはそれは間違っていると言えます。
アルゼンチンペソから学ぶ通貨の価値を考える重要性
その理由を説明する例として、アルゼンチンペソを挙げます。
下図はアルゼンチンペソと米ドル(以下ドルとします)の為替の経年変化を示したグラフとなります。
XEより引用
この図の縦軸は、アルゼンチンペソをいくら払えば1ドルと交換できるかを示しています。
2013年頃までは、数ペソあれば1ドルと交換できていましたが、そこからどんどん上昇していき、現在では約88ペソないと1ドルを交換できないことになっています。
ドル以外に対しても同様の傾向を示しているため、これは世界的に見て、アルゼンチンペソの価値が下がっていると言えます。
アルゼンチンペソの価値が低下しているのに対して、物の価値は変化しているわけではありません(世界中で物の値段に変化が起きていないため)。
そのため、アルゼンチン内では相対的に物価が物凄く上昇し、大幅なインフレが起きているのです。
よって、大幅なインフレが起きると、自国通貨で物を簡単に買うことができません。
これはアルゼンチンペソの問題ですが、日本でも同様にならないとは言い切れません。
ただ、日本に住んでいても、インフレなんて起こっていないように思うかもしれません。
しかし、自動販売機の飲み物や一部の乳製品など、一概にインフレの影響と決めつけられないものの、物の価値はじわじわと上がってきています。
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銀行にお金を預けていてもお金は増えない
日本に話を戻しましょう。
お金を預ける場所といえば銀行で、銀行に預けていれば利子が付きます。
しかし、この利子の低さが問題なのです。
現在、日本中の銀行を探し回っても、1%を超える利子はつきませんよね。
ここで、利子とインフレ率の関係について考えると、以下の表のようになります。
利子とインフレ率の関係 | 影響 |
利子>インフレ率 | 物価上昇よりもお金が増える |
---|---|
利子<インフレ率 | お金が増えるよりも物価が上昇する |
これだけだとよくわからないと思うので、説明を加えます。
銀行に預けている100円で1年後に100円のパンを購入すると仮定します(外的要因は除く)。
まず、利子2%・インフレ率1%の場合、1年後には銀行に預けたお金は102円、パンの値段は101円となります。
そのため、購入すると1円のお釣りが出ることになります。
一方で、利子1%・インフレ率2%の場合は、それぞれ101円、102円となるため、1円不足してしまいます。
このことから、インフレ率が利子よりも高くなった場合は、相対的に通貨の価値が下がっていると言えます。
アルゼンチンのようにはならないだろうと思っても、これはかなり現実的だと思いませんか?
言い換えると、銀行に預けるだけでは資産が増えない可能性が高い!ということです。
そこで、銀行に預ける以外の手法を実行する必要があり、その1つが株式投資なのです。
その話は後編にて詳しく説明します。
まとめ
今日は、日本円を持っているだけというのもリスクになっていることについてお話しました。
理由については以下の通り。
- アルゼンチンペソのように日本円の価値が暴落する可能性がある
- インフレによって通貨の価値が相対的に下がっている可能性が高い
日本円だけを持っているのが怖くなってきませんでしたか?
今日は投資という単語がほぼ出てきませんでしたが、今日の内容を踏まえて、後編にて投資をすべき理由を説明します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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