株式のヘッジに有効な債券をデータを使って調べてみた

投資


こんにちは。とりりんです。

今回は債券はどれを買うべきかを話していきたいと思います。

こんなことが知りたい方向けです。

  • 投資をしている方
  • 株式だけでなく債券の投資を考えている方
  • 分散投資を意識しきれていない方

是非最後までご覧ください。

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債券の特徴

債券とは、国や企業などが、資金を投資家たちから借り入れのために発行する有価証券の一種です。

債券は主に国が発行する国債と、会社が発行する社債に分かれています。

今回は債券=国債として話を進めていきます。

債券は一般的に、株式と逆の動きをしやすいと言われています。

そのため、投資のポートフォリオに債券を加えることで、株式でのダメージを緩和することができます。

株式と逆の動きをすると言うことは、株式に対して分散投資が可能と言い換えることもできます。

また、債券は株式よりもリスクが少なく、投資の中ではローリスク・ローリターンの投資対象とされています。

以上のことから、債券に投資すべきなのは下記の方が当てはまると思います。

  • 極力リスクを取りたくない方
  • 株式のリスクヘッジをしたい方
  • 分散投資を心がけたい方

結構多くの方に適正があるのではないでしょうか。

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どの債券が良いの?

前節で債券って結構良い的なことを言いましたが、債券と言っても様々な種類があります。

比較的ローリスクとは言いましたが、発行する機関などによって変わり、中にはハイリスクな債券もあったり…。

私は債券には株式のヘッジとしての役割しか求めていないので、下記条件で調べてみました。

  • 株式の暴落時においてダメージを緩和できそうなもの(逆相関性
  • ローリスク・ローリターンであること

今回は、株式データとしてVOO、比較する債券データとしてAGGBNDEDVVGLTTLTを使いました。

比較する債券はいずれもローリスク債券と言われています。

今回は2012年から2021年までの10年間を対象とし、VOOと債券の相関係数を計算しました。

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図では示しませんが、債券がAGGとBNDEDV, VGLT, TLTがほぼ同じような変化をしていたため、2パターンに分けることができました。

その2パターンの代表として、AGGとTLTで比較した結果を示します。

これらのグラフは株価変化(上)と相関係数(下)の時系列変化を示しています。

今回は逆相関を求めているため、相関係数が負の期間が多いほど理想的な債券ということになります。

どちらかというと、TLTの方が負の相関の期間が長いですね。

そのため、ヘッジとしての利用はTLT, EDV, VGLTの好きな債券を選んだら良いかと思います。

私ならEDVかなぁ…。

ただし、いずれも意外と正の相関になっている期間があります。

コロナ危機付近は負になっているためヘッジとして効いていますが、完全なヘッジとはいえないかもしれませんね。

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まとめ

今回は株式のヘッジとして使える債券を紹介しました。

このようなお話でした。

  • 債券は基本的にローリスク資産だが色んなものがある
  • 株式ほどのリターンは見込めないので、ヘッジとしての利用が良さそう
  • 株式のヘッジとして使えるのはTLT, EDV, VGLT

債券に興味がある方の参考になれば嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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